待合室で、謝る順番を先に決めないために
病院の待合室で、違う言葉を聞いた二人が、どちらが先に謝るべきか決められないまま座っています。対立を仲裁するとき、私は謝る順番よりも、それぞれが何を聞いたのかを先に見ていきます。
場面
- どちらが先にごめんと言う? — 病院の待合室で、二人は同じ案内を聞いたのに、違う言葉を聞いたと言っています。先に謝る人を決めようとして、会話が止まってしまいました。
- 聞いた言葉はそれぞれ違いました — 一人は「少しお待ちください」と聞き、もう一人は「検査室へ行ってください」と聞きました。二人とも自分の記憶をもとに、相手の言葉に言い返しました。
- 先に謝ると決めると、言葉が出なくなります — 対立を仲裁するときは、謝罪を求める前に、それぞれが聞いた言葉と、そのあとにしたことを分けて見ていきます。謝る順番が決まっていると、一方はまず弁明することになります。
- 今日はひと言だけ確かめてみましょう — 今夜、ふと思い浮かんだ言葉を一つ選んで、「あのとき、あなたには何て聞こえた?」と聞いてみませんか。すぐに答えが出なくても、この問いから始めれば大丈夫です。
- 謝るのは、話したあとでもいい — お互いが聞いた言葉を確かめたあとで、謝る必要があるかどうかも二人で考えられます。先に話した人が、いつも先に謝らなければならないわけではありません。