祝日の翌日、家族写真をもう一度切り取ります
祝日の翌日、家族写真を開くたびに、まず自分の干支を探してしまう人のための物語です。一枚の写真に、その日の意味を託したくなる瞬間を一緒に見つめます。
場面
- 祝日の翌日、家族写真をもう一度切り取ります — 家族写真を開くたびに、まず自分の干支を探してしまう夜があります。一枚の写真に、その日の意味を託したくなります。
- 写真より先に意味を探してしまいます — 誰が何を言ったかよりも、自分の干支で見る対人運を先に探してしまいます。そのあとで、写真の中の自分の表情をもう一度見ます。
- 親指が写真と占いの間を行き来します — 写真を拡大したり縮小したりしているうちに、干支占いの画面へ移ります。家族が笑っていた瞬間より、うつむいていた一場面が長く残ります。
- 干支が写真の意味を決めるわけではありません — 干支を手がかりに、人の巡りや気配を読み取ることはできます。けれど、一場面の意味まで干支に委ねると、実際に交わされた言葉が消えてしまいます。
- 写真の隣に、言葉を一行だけ書いてみましょう — 写真をもう一度見ずに、その日に実際に聞いた言葉を一行だけ書いてみてください。意味を読み解くのは、そのあとでも遅くありません。
- 一枚の写真がすべてではありません — 写真に昔からのわだかまりまで重なっているなら、そのとき交わされた言葉からもっと見つめていく必要があります。干支を見る前に浮かんだ言葉は、何でしたか。