抱きしめてから尋ねました

子どもを抱きしめてから、ようやく尋ねました。その次の夜も、同じ手が先に動きました。

子どもを抱きしめてから大丈夫か尋ねていたユンソは、次の夜も同じ順番で手を伸ばします。

毎晩、先に子どもを抱きしめてから尋ねていたユンソは、子どもの短い拒絶と繰り返される仕草に向き合います。相談室でユンソは、子どもが話す前に自分が先に動いていた場面を取り出します。

子どもに先に尋ねにくいとき

同意と境界線は、近しい間柄であるほど、先に近づく手を止めて相手が選ぶ余地を残すことから始まります。

子どもとのあいさつで、先に決めずに尋ねたいと思ったのはいつでしたか。

抱きしめないと言われて手を引く場面より、抱きしめてから尋ねていた順番が長く心に残ります。そのとき、子どもが話す隙間より先に、大人の手が触れていたのだと気づきました。似た時間を過ごしているなら、その話も聞かせてください。今日は、子どものひと言が戸口に長くとどまる夜でありますように。

場面

  • 01 · 腕を広げる前 01 — 夜10時、ユンソはハリンの部屋の戸口で両腕を広げます。ハリンは掛け布団の端をあごの下まで引き上げ、ユンソを見ながら体を後ろに引きます。 ハリン: 今日は抱きしめなくてもいいよ。 ユンソ: うん、わかった。
  • 02 · ドアが閉まったあと 02 — ユンソは腕を下ろしてドアノブをつかみます。ハリンは布団の外に顔だけ出し、短く言葉をつなぎます。 ハリン: ただ、今日は嫌なの。 ユンソ: うん、おやすみ。
  • 03 · また先に触れた手 03 — 次の夜、ユンソはベッド脇に座るなり腕を広げます。ハリンは枕を体の前に立て、ユンソの手を見つめます。 ハリン: ママ、聞いてから抱きしめて。 ユンソ: うん。
  • 04 · 手が先に動いた瞬間 04 — 相談室でユンソは、初日の夜と次の夜のことを順に話します。両手は膝の上からなかなか離れません。 ヘオン先生: ユンソさん、ハリンちゃんが話す前に、ユンソさんの手が先に動いたのはいつでしたか。 ユンソ: 私が先に抱きしめて、そのあとで尋ねました。