家族が眠ったあと、自分の部屋のドアを少し思い浮かべてみましょう
家族がみんな眠った夜にも、昼間は言えなかった境界線が携帯電話の画面に残っている方へ贈るお話です。近しい間柄ほど、同意は一度の許可で終わらないことを一緒に見つめてみましょう。
場面
- 家族が眠ったあとも、自分の部屋のことが気になります — みんなが眠った夜、「次からはノックしてね」と携帯電話に打ち込んでは、また消します。
- 嫌だと言うと、大変なことになりそうです — ノックしてほしいと言うだけで家族を遠ざけるように感じて、自分の部屋より先に相手の表情を考えてしまいます。
- ノックなしでドアが開いたあのとき — 夜の十一時ごろ、ドアが開いて家族が入ってきました。驚いたけれど大丈夫と言ったあとも、次はどうしたらいいのか悩みが残りました。
- 一度大丈夫だったからといって、いつも大丈夫とは限りません — 同意は一度伝えた許可ではなく、その都度確かめるものです。近しい家族にも、境界線はもう一度伝えていいのです。
- 理由より先に、一文だけ残してみましょう — 今夜は「次からは入る前にノックしてね」と書いてみましょう。送らなくても、自分の境界線がどこにあるのか、まず見えてくるかもしれません。
- 境界線は関係を断つ言葉ではありません — 最初からうまく言えなくても大丈夫です。自分の部屋のドアをどう開け閉めするかは、あとでまた決め直せます。